KORAN VOICE
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子どもと関わる仕事っていいな。母と同じ保育士の道へ
子どもの頃はすごくおしゃべりが好きな子で、活発で外で遊ぶのが好きでした。習い事は水泳と、ピアノを4、5歳の時から中学3年まで続けていました。
ピアノは練習が苦手でしたが、小学5年生の時、卒業式での在校生の合唱で伴奏する人のオーディションがあって、一生懸命練習して、伴奏者として選ばれたのは良い経験になりました。本番は緊張したけど「合唱の伴奏って楽しい」と感じたのを覚えています。
母が保育士をしていたので、母の姿を見ながら将来は保育士になろうと思っていました。母は出勤前に家や車の中で保育指導の週案を書いたり、持ち帰りの仕事が多くて大変そうでしたが、スーパーとかで保護者や子どもと会ったときに「先生!」って呼ばれていたり、保護者の方から信頼されている姿を見ると、保育士という仕事を楽しんでいるんだなと感じていました。
少しだけ夢を迷った時期もあります。親戚の結婚式に出席したときにすごく楽しくて、幸せな場を作る職業も素敵だなと思い、ウェディングプランナーもいいなと悩みました。でも、保育士になりたいと思っていた期間のほうが長いし、実際に子どもと触れ合ったりすると、やっぱり子どもと関わる仕事がいいなと思って保育士の道に進むことを決めました。
短大で学んで即戦力になりたい!
地元は長崎で、福岡に遊びに来るたびに楽しいなと思っていたので、福岡に進学することは決めていました。
それからいくつかオープンキャンパスに参加したときに、先生方と話ができる学校は多いけど、在学生と触れ合えたのは香蘭が初めてで、学生の雰囲気から明るい学校でいいなと思いました。
高校3年の9月ごろまで四年制大学と短大で迷っていました。四年制大学のほうが圧倒的に時間があって部活動などもできるし、短大は忙しいイメージがあり不安も大きかったからです。でも、最短で資格や免許を取得して即戦力になれるのは短大かなと思って。それに、短大を卒業して保育士になった母からも「2年の差は大きい。現場で働かないとわからないことも多いよ」とアドバイスされ、短大のほうが学費の面でもキャリアの面でもいいなと思い、香蘭を選びました。
親しみやすい先生、明るいクラス…学生生活が充実しています
オープンキャンパスで先生と学生との距離の近さに魅力を感じましたが、入学してみてもその通りでした。大学の先生って近づきにくいイメージがあったけど親しみやすいし、クラスアドバイザー(担任)も先生がいるから相談しやすく、授業などクラス単位で動くことが多いので団結力も高まります。
保育学科の子は本当に明るくて、授業の発表も積極的です。歓迎遠足では先輩とも触れ合えて、実習のことを教えてくれたり、すごく優しくしてくれました。
短大は課題や実習ばかりでアルバイトもできないのではと不安に思っていましたが、空き時間や休み時間に課題をするなど、メリハリをつければアルバイトや友達と遊ぶ時間も十分にとることができるので、充実した学生生活を送っています。
保育学科 2年
中路さん
長崎日本大学高等学校出身
2000年生まれ。長崎県出身。幼少期から水泳とピアノを習い、高校は陸上部でマネージャーを務めていた。授業の後は友達と天神に食事に行くなど学生生活を満喫している。地元の魅力は「自然がいっぱいで落ち着くところ」