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食物栄養学科
笑顔になれる食事で楽しい毎日をお手伝い。 栄養士は資格があるからこそ自信を持って人の人生をサポートできる仕事です。【Vol.1】
食べ物は人生にずっと関わるもの。料理も栄養管理もできる栄養士の道へ
子供の頃から運動神経が良くて、中学は卓球部、高校では陸上部でした。お菓子作りも好きで、中学の頃からよく作っていましたね。始めたきっかけは、母親が栄養士の資格を持っていて料理が上手なので、料理は勝てないけどお菓子なら自分もできるかなと思ったからです。お菓子を作って友達にあげたらすごく喜んでもらえるので楽しくて、自分で食べることも好きなので、将来は「料理やお菓子に関わる仕事ができればいいな」と思っていました。
高校の時にパティシエになろうと思い、進学先を探していました。でも、趣味を仕事にすると息抜きができなくなったり、パティシエになってお菓子作りがきつくなったらつらいだろうなという心配も出てきて…。それなら、食べ物は生きているうちはずっと関わっていくものだから、料理ができて栄養管理もできれば損することはないかなと思い、栄養士の道に進もうと考えました。
“早く社会に出て経験を積みたい”をかなえる内容の詰まった2年間
栄養士の学校は四年制大学も短大もたくさんあって、高校の先生には四年制大学を勧められましたが、自分としては4年間勉強するよりも、早く社会に出ていろんな経験をしてみたいという気持ちが強くありました。学校で勉強するのも大切だけど、早くから社会経験ができたほうが人生でいろんなことが学べると思ったんです。いろいろな学校を調べる中で、香蘭は佐賀の自宅からも通えて、最終的には高校の先生も薦めてくれたので決めました。
まわりの友達はほとんどが四年制大学に進学したので、みんなが夏休みとかでゆっくりしているときに、自分は授業がぎっしり詰まっていたので寂しい面はありましたが、早く社会に出ていろんなことを経験して、四年制大学出身者に負けないくらい頑張ろうと思っていました。だから在学中は、自宅から通学に片道1時間半かかるし、授業も詰まっていて大変でしたが、常に1番の成績を取れるようにずっと勉強していました。
支え合える仲間、細やかな指導…香蘭でよかった!
私の母親世代の頃は香蘭はお嬢様学校だと言われていたようで、ファッションのイメージが強かったので、入学前は食物栄養学科はどうなのかなと不安はありました。反対に、四年制大学とは違い、短大だからこそ少人数制で先生に質問できたりきっちり学べるのではという期待もありました。
実際に入学してみると、人数が少ないので高校の延長線みたいにクラス全員が仲良くて、みんなで支え合って頑張れる雰囲気で楽しかったです。先生も細かいところまでアドバイスをくれました。学生の人数が多い大学と違い、規模が小さいからこそきちんと学べたので、香蘭でよかったと思います。
食物栄養学科卒
藤竹 美椰子
(ふじたけ みやこ)
管理栄養士。1990年生まれ。佐賀県出身。スポーツが好きで、中学は卓球部、高校は陸上部で活動。高校時代の得意科目は生物。香蘭在学中の思い出は、香蘭祭で出店をやったこと。休日は好きな映画を観たり、音楽を聴いてリラックスしている。