香蘭女子短期大学

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ライフプランニング総合学科

悩んで迷って花開いた、私らしい人生。香蘭で基礎力を身に付けて、社会ではばたこう!【Vol.1】

やりたいことができそう!魅力を感じたライフプランニング総合学科のカリキュラム

 子供時代は活発で、3歳から習っていたピアノと、友達に誘われて小学3年生の時に始めたバスケットボールに熱中していました。バスケは中学までやりましたが、高校では「青春を満喫したい!」と思って最初は入らなかったんです。後にバスケをやっていた知り合いから「マネージャーをやってみたら」と誘われて、マネージャーをやり始めました。プレイするほうではなかったけど、縁の下の力持ちもいいなと思って頑張っていました。
 高校で進路を考え始めたとき、もともと自分の部屋のベッドや机の位置を変えるなど、模様替えが好きだったので、インテリアのことを学べる大学を探しました。福岡に出たいという気持ちがあったので、大学を受けたけど合格に届かなくて…。福岡でまだ試験に間に合う学校を探したときに、香蘭のライフプランニング総合学科のカリキュラムにはインテリアがあったので、「やりたいことができそう」と魅力を感じて受験しました。

香蘭の授業を受けて、社会で役立つ実践的な知識が身に付きました

 入学前、香蘭には華やかなイメージを持っていました。入学式では、田舎から出てきたギャップもあるのかもしれないけど、イメージ以上に見た目が派手な子もいて、「この中でやっていけるのかな…」という不安は正直ありました(笑)。でも、入ってみたら、文化祭でクラスごとにお店を出したり、楽しい思い出がたくさんできました。
奨学金をもらいながら一人暮らしをしていたので、アルバイトもしましたが、将来やりたいことを見失わず、きちんと単位を取って卒業しようと決めていました。
 ライフプランニング総合学科にはインテリア以外にも簿記やビジネスマナーの授業もあるので、単位を取るためにさまざまな資格検定試験を受験しました。ワープロ検定も受けたので、そのおかげでタイピングはめちゃめちゃ速いですよ(笑)。今の仕事にも役立っています。
 他にも、授業で教わったビジネスマナーや電話応対は、働く上で自然と思い出しながらできましたね。当時はすごく興味を持って授業を受けていたわけではないけれど、社会に出て役立っているので、香蘭の授業のおかげだなと感じています。

迷いながら追求した、私らしい道

 インテリアコーディネーターを目指していましたが、就活の時に香蘭に届く求人の中には自分が求めている職種がありませんでした。希望に近い職種でホームセンターの販売スタッフなどの採用試験を受けてみましたが、受からなくて…。一流のインテリアコーディネーターを目指すにはもっと専門性を高めたほうがいいと思い、就活はやめて、空間全体のことを知るために建築を学ぶことにしました。香蘭を卒業後、夜間の専門学校に進学して、昼間は生活費を稼ぐために喫茶店でアルバイトをして、そのあとすぐに学校へ向かい夜10時くらいまで授業を受ける生活を2年間続けました。
 こうやって振り替えると、大学入試や就活がうまくいかなかったことで、逆に、いろいろ疑問を感じたり迷いながら自分が進む道を追求できたと思います。だからこそ、今の自分に至ったんだなと感じています。

ライフプランニング総合学科卒
山口 真美(やまぐち まみ)

1986年生まれ。大分県出身。3歳からピアノを習い始め、県のコンクールで受賞した経験もある。小中学校はバスケットボール部で活動し、高校時代はバスケットボール部のマネージャーを務めた。香蘭卒業後に建築の専門学校で学び、現在は建築士として主に住宅を手掛けている。

悩んで迷って花開いた、私らしい人生。香蘭で基礎力を身に付けて、社会ではばたこう!【Vol.1】