香蘭女子短期大学

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ライフプランニング総合学科

リゾート(シティ)ホテルを学ぶインターンシップ

皆さん、いつも使用しているホテルって、3種類あることを知っていますか?
『ビジネスホテル』と『シティホテル』と『リゾートホテル』です。

 ビジネスホテルは、その名前の通り、元々はビジネスマンが出張で宿泊することを想定して始まりました。コンパクトなつくりが基本で、駅から近い場所にあるホテルが多いのが特徴です。
 シティホテルは、街の中の便利が良い場所や眺望が良い場所にある場合が多く、レストランやラウンジ、宴会場や結婚式場などがあることが多いです。スポーツジムやプールなどの設備があるホテルもあります。
 リゾートホテルは、シティホテルと設備面では変わりはありませんが、立地している場所が沖縄等のリゾート地にあります。ホテルの敷地面積も広く、ホテル内に複数のレストランやラウンジ、宴会場、結婚式場、スポーツジム、プール、温泉などの設備があったり、体験型のアクティビティやイベントなどが開催されたりするホテルもあります。ドアマン(ドアスタッフ)がいて、コンシェルジュサービスやバトラーサービスがあったりするのは、シティホテルと同じです。

そのリゾートホテルへ、本学の学生2名が『リゾートホテルを学ぶ研修』に、3週間の日程で行ってきました。

今回のインターンシップの狙いは、リゾート(シティ)ホテルの仕組みや、仕事の内容を学ぶことです。フロントのお仕事以外にも様々なお仕事を経験させていただきました。

このインターンシップに参加した学生からは、
《Aさん》
インターンシップに行く前から、ホテルでの仕事はお客様をおもてなしするところであると思っていました。しかし、実際に働いてみると思っていた以上に、スタフの方がお客様の行動をよく見て、声をかけるなどをしていて、常にお客様のためになることやお客様にとって心地の良い場所であるように考えていることが分かりました。スタッフは、お客様がいるフロアでは、穏やかな雰囲気で落ち着いた行動をしていますが、裏では備品などの必要としているものをお客様に少しでも早くお届けするために走り回っている姿を見て、そのギャップに驚きました。最初は、指示された自分の仕事をすることで精一杯でしたが、働いているうちに私もお客様の行動を見て対応ができるようになったと感じています。

《Bさん》
インターンシップに行く前、私自身のホテルのイメージは、お客様がリラックスできる場所、サービスはもちろん、おもてなしを徹底している所だと思っていました。実際に働いてみると、最初はお客様と接することに緊張していて、指示されて動く事が多く、任された仕事で精一杯でしたが、日数を重ねるにつれて、スタッフの方の行動を見て真似し、お客様のことを考え自分から積極的に行動出来るようになれたと思います。インターンシップを終えて学んだことは、スタッフは、お客様の見えない所でも、お客様の事を最優先に考え行動し、ちょっとした気遣いやおもてなしを一人一人がしっかり考え行動しているところ。一緒に働いているうちに、周りを見て行動することや自分の行動に自信を持つこと。笑顔で接することはもちろん、お客様の為に自分達が今何をするべきなのかをしっかり考え行動することの大切さを学びました。

ライフプランニング総合学科では、今後も、様々な『チャレンジ』や『インターンシップ』を行っていきます。また、その内容をご紹介できればと思います。

リゾート(シティ)ホテルを学ぶインターンシップ