KORAN VOICE
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本学のライフプランニング総合学科は、以下の7つのメジャー(専攻)があります
①一般事務(金融・会計)
②医療事務
③観光
④ブライダル
⑤ビューティー・ファッション
⑥インテリア
⑦CG・WEBデザイン
上記より、自分の好きな専攻を約1年半学んでいくことができるカリキュラムになっています。
ライフプランニング総合学科のメジャー(専攻)の学べる分野など詳しくはこちら
『④ブライダルメジャー』の中には、ブライダルの基礎知識を学ぶ科目や実務を学ぶ科目など、専門科目が7科目(※)、関連科目は11科目が用意されています。(※2023年度より。現在は専門科目が5科目)
ここでは、以下の内容を2回に分けてお話していきます。
・香蘭で取得可能な、ブライダル業界において唯一の国家資格である、『ブライダルコーディネート技能士(ブライダルコーディネータ)』について
・本学でのブライダルの学びの特徴について(本学のブライダルメジャーで学べる専門科目群の紹介と、その中の『ブライダル業務Ⅰ』の授業紹介です。)
1回目は、国家資格 ブライダルコーディネート技能士について説明します。
世の中には、ブライダル関係の資格は複数ありますが、本学で取得可能なブライダルコーディネート技能検定は、職業能力開発促進法 第47条第1項の規定に基づき、厚生労働省より2018年7月23日に指定試験機関として指定された公益社団法人日本ブライダル文化振興協会が実施する、唯一の国家検定(国家資格)です。
(掲載日現在、本学は九州の短大で唯一のブライダルコーディネート技能士の認定会場校です:本学内で受験できます)
試験は、3級・2級・1級とあり、ブライダル業界で必要な実務知識や専門知識が備わっているかどうかを、筆記試験と実技試験をもって合否判定がなされます。
ここで、ブライダルコーディネーターと必要な能力について説明します。
ブライダルコーディネーターとは、お客様のニーズを汲み取り、挙式・披露宴に関する文化・慣習等の担い手としてそれらを考慮しつつ、各種分業の壁を越えて幅広い関係者をコーディネートし、お客様に合ったブライダルサービス・商品等を提供する総合エキスパートであり、以下の能力が必要とされます。
・お客様のニーズを汲み取る「コミュニケーション能力」。
・お客様に合ったブライダルサービス・商品等を創造・企画する「プランニング能力」。
・お客様にプランをわかりやすく提案・説明し、承諾を得る「プレゼンテーション能力」。
・お客様の結婚式・披露宴を円滑に運営する「オペレーション能力」。
(公益社団法人日本ブライダル文化振興協会HPより引用)
公益社団法人日本ブライダル文化振興協会のホームページはこちら
ブライダル業界の変化は目まぐるしく、ホテルやゲストハウス、レストランなど様々な挙式・披露宴のスタイルがあります。また、このように多様化したニーズに応えるだけではなく、お客様に最適なアドバイスもしていくためには、ブライダルの業務内容だけでなく、会場の違いや習慣、宗教など幅広い知識が必要となります。
本学では、プロ1~2年目相当の3級の合格を目指すべく、実際に婚礼や着付けを手がけていらっしゃる、『現役のプロ』の方を講師としてお招きし、公益社団法人 日本ブライダル文化振興協会が指定する教科書を用いて、授業を行っています。
ここで、本学でのブライダルコーディネート技能士の合格者数をご紹介します。
2020年度、10名合格!(国家資格 ブライダルコーディネート技能士取得)
2019年度、10名合格!(国家資格 ブライダルコーディネート技能士取得)
※試験は、学科試験と実技試験のそれぞれで合格・不合格の判定がされます
※本学は、公益社団法人日本ブライダル文化振興協会指定の試験会場です(学校で受験が可能です)
この検定試験に合格することができれば、『ブライダルの専門知識が一定レベル身についていること』を証明できますので、就職活動のPR材料として有利に進めることができるでしょうし、就職後も第一線のブライダルコーディネーターへの近道になるでしょう。
更に、資格を取得し知識・技能を持ってお客様に接する(コーディネートする)ことで、提案内容の幅も広がり、お客様のニーズにも一層お応えしやすくなることでしょうし、同じコーディネーターの中でも、一歩先に出ることができるのではないでしょうか。
本試験の筆記試験・実技試験対策をしっかり行っている香蘭で勉強すれば、合格への近道と言えますね。
次回は、本学においてのブライダルの学び(授業紹介)についてお話しをしていきます。