本学では学生たちの専門的な研究活動を支援する、「アクティブ香蘭」という制度を設けています。

今回、そのアクティブ香蘭で食物栄養学科の学生たちが「アレルゲンフリーのレシピの開発・レシピ集を作成し、幼稚園に配布する」取り組みを行ないました。

テーマは、「アレルギーの壁を越えて、同じ食卓で同じ食事を」です。
目的は、代替食品を使って、アレルギーを持つ人の食べられる料理やお菓子を考案し、みんなで同じものを食べることで、食事の時間をより楽しいものにすること。さらに、アレルギーを持っていない人にも、卵や小麦、牛乳などを使わなくても美味しいものができることを知ってもらい、アレルゲンフリー食が特別なものでなく、もっと一般的なものになってほしい！という思いで始めました。

お誕生日のお祝い、特別な日に食べる料理や季節のイベント料理には、アレルゲン物質の食材（卵・小麦・牛乳など）がたくさん使用されています。そこで、アレルギー特定原材料７品目（卵・乳・小麦・エビ・カニ・落花生・そば）を使用しない、イベント料理のレシピ考案にチャレンジしました！
レシピの開発にあたり、本学の付属幼稚園（香蘭幼稚園）の保護者の方々にアンケートにご協力いただき、回答結果を参考にしながらレシピ開発に取り組みました。

試行錯誤を重ね、味はもちろん、見た目も食べたくなるよう盛り付けもかわいく工夫し、合計14品のレシピを考案しました！！

開発したレシピは、香蘭幼稚園にレシピを掲載したおたよりとして発刊。
見て楽しめる・作りたくなる　アレルギーのことを身近に感じられるように意識しました。

実際のレシピ集は下のリンクより見れます！
学生考案アレルゲンフリーレシピ①
学生考案アレルゲンフリーレシピ②

お腹も心も満たす、おいしいレシピがたくさん生まれました。
是非、参考にしてみてください！！