KORAN VOICE
KORANの“リアル”をお届け!
香蘭女子短期大学 保育学科では、子どもの保育の専門技術、知識だけではなく「食育」についての専門知識を学ぶことができます。
なぜ、保育なのに「食」について学ぶ必要があるのでしょうか?
「食育」とは、文字通り食により人を育てることを意味しています。
国の責務である「食育基本法」は、2005年に制定された、「食育」の基本的な理念を提示した法律であり、2015年に改定され、食育推進業務は内閣府から農林水産省へ移管しました。
「食育」とは、「生きるうえでの基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと位置づけるとともに、さまざまな経験を通じて『食』に関する知識と『食』を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てること」と書いてあります。
( 引用元:農林水産省|食育の推進 リンクURL :https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/ )
つまり、子どもたちの健全な成長・発育のためには「食育」も非常に重要だといえるのです。
食育学を担当する豊﨑先生の授業では、食育に関する専門的な話だけでなく、子どもたちが「食」に興味関心をもてるような知識を様々に教えてくれます。
「おもちが固くなるのはなんでかな?」
「おせんべいはでんぷんがどんどん老化してできたものなんだよ」
受講する学生たちも、なるほどとメモを取りながら楽しく授業を聞いています。
豊﨑先生はおっしゃいます。
「食事は人間の心に大きく影響を与えます。子どもたちの普段の食事の様子を通して、彼らの精神状態や、家庭環境の問題など、見えてくるものもあります。子どもの心を作る食べ物についての知識、食育の専門知識は、保育現場でも必ず生かされる知識です。」
あなたも香蘭女子短期大学 保育学科で、食の専門知識を身に着けて、保育技術だけではない、さらに「味」のある保育者を目指しませんか?