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「人の役に立ちたい」栄養士という職に魅力を感じた。
幼少期は活発だったと思います。体を動かすのが好きで、外で鬼ごっこなどをよくしていた気がします。中学の時は吹奏楽部で文化系だったので、高校では体を動かしたいと、フェンシング部に入りました。3年生の時には部長にもなり、毎日のように練習していていました。その甲斐あって団体戦では全国大会にもいくこともできました。
その時から食べることは好きで、「将来は食に関わる仕事につけたらいいな!」と漠然と思っていたんです。母がスーパーで食品を選ぶ時に、裏面に記載されている添加物も確認する人だったので、そうした影響もあったかもしれません。食に関わる仕事の中でも、人の役に立つという点でも栄養士に魅力を感じていました。病院で働く人もいれば、保育園で食育をおこなう栄養士もいます。せっかく働くなら「人の役に立ちたい!」という想いがあったので、学んでみたいと思ったんです。
2年間でみっちり学び社会へ、それが自分に合っていた。
香蘭は高校の先生に教えてもらったのがきっかけで知りました。私はすぐに社会に出たい想いがあったので、2年で学べる短期大学に入学したいと思ったんです。食物学科は4年大学にもありますが、私の場合はゆっくり勉強するよりも、「私は2年間でみっちりやった方が自分にあっている!」と感じていました。それで香蘭のオープンキャンパスにも参加してみたら、先生たちもすごく優しくていいなと思ったんです。
入学前は女子大というのもあって「華やかで楽しそう」というイメージを持っていましたが、実際もそうでした(笑)。先生も優しいですし、友達と一緒にいる時間もすごく楽しい。クラスのみんなと一緒に行う調理実習などの時間も好きで、休み時間もずっと友達と喋っています。
105人分の給食作り。本格的に栄養士の経験が積める環境。
この1年で最も印象的な授業は、やっぱり給食実習です。前期では班ごとに調理の実習をするんですが、後期では実際に集団で給食を作ります。これは栄養士の仕事をそのまま経験する授業なので、用意する給食の量も105人分、時間制限もあるんです。はじめはシチューなどから始まり、最後の方はちらし寿司など手の込んだ料理を作っていきました。最初は思ってた以上に本当に大変でしたが、みんなで協力しながら、回数を重ねるごとに徐々に慣れていきました。
いろんな機械を使ったり、時間との戦いの中で、大量の料理を作る。これは学校でしかできない貴重な経験だと思っています。
食物栄養学科1年 黒木さん
福岡県粕屋町出身。中学時代は吹奏楽部、高校ではフェンシング部で部長として全国大会も経験。
小学生の時からHey! Say! JUMPが好き。推しは山田涼介。