香蘭女子短期大学

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保育学科

寄り添ってくれる先輩達から学べる実習。「こんな先生になりたい!」と強く思いました。【Vol.1】

「保育士になりたい!」中学時代に芽生えた夢

幼少期の時は本当にマイペースだったと思います(笑)。姉が二人いる末っ子だったので、当時は周りよりできないことが多くて、いつも遅れていた気がします。お遊戯会でもダンスを全然覚えられなかったり、ピアノもなかなかできるようになりませんでした(笑)。高校までに一番熱中したのはバスケットボールで、小学生の時、姉がはじめたタイミングで、私も体験にいって「なんか楽しそう!」と思いはじめました。中学は地区大会1位をとるようなチームだったので、練習も厳しくて、先生にもたくさん怒られていました。おかげで精神面はその時から強くなったと思います(笑)

保育士になりたいと思ったきっかけは、中学生の時に行った職場体験でした。もともと、人に何かを教えるのが好きで、バスケ部の時も、体験をしに来てくれる後輩に1から教えるのがすごく好きで「何かを教えるって楽しいな」という想いは昔からあったんです。そんな時に、職場体験で5歳のクラスを体験しました。ひらがなの授業で、なかなかついていけない子に付きっきりで教えていたんです。その時間がすごく楽しくて、「あ、わたし保育士になりたい!幼稚園の先生になりたい!」と思ったんです。

「ピアノ初心者でも大丈夫だよ!」優しい先輩の言葉が背中を押した

進路を考えている時、4年制大学も選択肢にありましたが、やっぱり保育はたくさん経験を積んだ方が自分のためになる「勉強より実践をはやく積みたい!」という想いが強かったので、短大にいきたいと思っていました。

いくつも学校がある中で、香蘭がオープンキャンパスで最も印象が良かったんです。私はピアノを習ってないのが不安だったのですが、実際にオープンキャンパスに行った時、先輩たちが優しく案内してくれて「私もピアノは初心者だったけど、先生がしっかり教えてくれるから大丈夫だよ!」といろんな情報を教えてくれたんです。それを聞いて、すごく安心しましたし、いくつかオープンキャンパスにいきましたが、先輩たちの雰囲気も含めて一番印象がよくて、香蘭に入学しようと決めました。

すぐに現場が経験できる、附属幼稚園実習の魅力

香蘭では1年次の5月に最初の附属幼稚園実習があります。すぐに現場を経験できるので、早い段階から机上の勉強だけではなく、リアルな経験を想像しながら学ぶことができるようになります。しかも、附属園なので、入学して間もない、右も左もわからない私たちの立場を理解した上で寄り添ってくださるんです。そのため、他の園では教えてもらえない細かいことや、質問しづらいこともなんでも相談できる環境はとてもありがたかったです。

例えば、最初「子どもたちをどれくらい助けてあげればいいのか分かりません!」と質問したことがありました。それに対して先生は「一人ひとり違う。その子に合わせて援助することが大切」だと教えてくれました。最初は子どもが服をもっていたら、すぐに手伝っていましたが、そこからすごく子どもたちを観察するようになりました。観察するだけで色んなものが見えてくるんです。服の表裏がわからない子もいれば、すこし声かけをすればできる子もいる。中には、服を着せてもらいたくて、わざと待っている子もいました(笑)。この観察のことを専門的には「幼児理解」と言います。

1年次の10月にも2回目の附属園実習ができるのも嬉しいです。最初の5月の実習の時は子どもができていなかったことが、次の10月の実習の時はできるようになっていたり、なにより子どもの成長がみられるのでやりがいがあります。自分が関わった子どもたちの成長を間近でみれたことで、保育者として「成長したい!」という意欲がとても高まりました。

保育学科2年 大嶋さん
福岡県小郡市出身。小学校〜高校までバスケをし、小学6年生の時は部長も務めていた。
趣味はお菓子作り、最近はパン作りにもハマっている。

寄り添ってくれる先輩達から学べる実習。「こんな先生になりたい!」と強く思いました。【Vol.1】