KORAN VOICE
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周りと協力してつくる楽しさを知った!香蘭祭のファッションショー。
学生生活で一番印象に残っているのは、やっぱり香蘭祭でのファッションショーです。自分が一番成長したと思える経験でもあります。それまでの私は、一人でもくもくと作品をつくるような、人見知りでひとりでいることが多かったんです。でも香蘭祭では、「天使みたいなアイドル」をテーマにチームを組んで、一緒に服をつくり、ステージに立ちました。最初は、みんなで作ることに不安もあったんです。それでも、自分と同じようなアイドルが好きな子たちが集まって、彼女たちが仲良く話しかけてくれたり、他のグループの子たちも「その作品いいね!」「本番がんばろうね!」と気軽に声をかけてくれて、みんなのおかげで周りと協力してものを作る楽しさを知ることができたんです。
ステージで着る衣装制作もたくさん工夫しました。今まで自分が見てきた衣装の好きなポイントを紙に書き出し、自分の体型に合うのは何かを考えながら作っていきました。例えば、乃木坂46の「ガールズルール」という曲でミニスカートの上にウェアがついている衣装があったんですが、それが歩いてる時にヒラヒラしてすごく見栄えが良いので取り入れました。同じ趣味、似た傾向の子とチームを組んでいたのでそうしたコミュニケーションもたくさんできて…これは入学前の自分では想像できなかったことです。
アイドルの子たちが自分の作った衣装を着る。それが私の憧れ。
卒業後は、衣装関係の会社に入りたいなと思っています。小さい時から手を動かす作業が好きで、香蘭でも色んなものを作ってきました。ファッションショーでのみんなで協力して作り上げる経験や培ってきた力も生かしたいですし、自分でも縫製の道が向いていると思っています。なかでも、やっぱりアイドルの衣装作りに携わりたいという想いが強いです。アイドルの子たちが自分が作った衣装を着てステージに立つ。それが私の憧れであり目標です。
初めてでも大丈夫、安心してきてほしい。
これから香蘭に入学される方へ。入学前はどんな学校なんだろう、どんな学生生活になるんだろう、服を作る経験がなくても大丈夫かな。私はそんな不安を持ちながら香蘭へ入りました。でも、服つくりの経験者ももちろんいたけど、初めての学生も多くて焦る必要が全くありません。みんなと一緒にひとつずつ身につけていける。そんな環境がここにはあるので、安心してきてほしいなって思います。
ファッション総合学科 2年 平原さん
福岡県北九州出身。趣味はアイドルを見ること、小物作り。時間があれば簡単なヘアアクセサリーやリボンつくりをしている。