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応用調理学実習の最後の授業は、テーブルマナー講習会です。
西鉄グランドホテルでフランス料理のコース料理をいただきながら、食事のマナーについて学びました。学生たちは、最初は少し緊張気味でしたが、慣れてくると会話がはずみ、食事を楽しんでいました。サービス担当の支配人の方が細かいところまで丁寧に説明してくださいました。学生たちは、将来とても役に立つ内容で、さらに料理がとても美味しく大満足な様子でした。
まずは、料理の説明の前に、服装とお化粧について、テーブルセットの使い方、ナプキンの使い方などテーブルマナーの基本について説明していただき、次に料理長からメニューの説明を受け、いよいよお料理です。
1品目は、前菜です。
『蝦夷鮑とサーモンマリネ カンパチのカルパッチョ仕立て 香草ソースと赤カブソース』
見た目の美しさに、みんな一気に盛り上がりました。
2品目は、スープ料理
『オニオンスープ』
スープは、コース料理の中でも食べ方が難しく、スープ料理のマナーを見ると、テーブルマナーをどれくらい理解できているかの目安になるそうです。
スープが熱い場合は、スプーンの裏側で表面を撫でて温度を下げるとよい。と教えていただき、「絶対やってみよう!!」と、学生は新たな発見にワクワクしている様子でした。
3品目は、魚料理です。
『オマールエビと鯛のブイヤベース ルイユ添え』
ブイヤベースは、世界三大スープの一つです。と、お料理についても詳しく教えていただきました。
4品目は、肉料理です。
『牛ロース肉のグリル 南仏風バター焼き
赤ワインソース』
このバターはどうして丸いのですか?「柔らかいバターににんにくやパセリを加え、ソーセージ状に成型して冷蔵し、固まったものを輪切りにすると丸くなります。」学生は、料理好きの学生が多く、料理にとても興味があります。いろんな料理のアイデアも参考にしていました。
5品目は、デザートです。
『洋梨の薄焼きパイ仕立て』
皮付きのブドウが添えられており、食べ方を教えていただきましたが、種をうまく出せず、一度で覚えるのは難しそうでした。
料理の最後は、『コーヒ―又は紅茶』です。
紅茶に添えられているレモンの入れ方を講師の先生に直接教えていただきました。
実際にやってみると、分からないことがたくさん出てくるので、その都度質問にも丁寧に答えていただき、大変勉強になりました。
2年間の学生生活の最後にとてもいい経験になったと、学生たちは大変喜んでいました。
西鉄グランドホテル様、素晴らしい時間をありがとうございました。