KORAN VOICE
KORANの“リアル”をお届け!
私たちの、Koran Girlsへの印象と活動
Q.お二人にとって、Koran Girlsとはどういったものでしょうか?
山田さん:私にとってのKoran Girlsは、学生時代をより充実させることができるものだと思っています。勉強だけじゃなく、学外で活動したり、自分たちでもっとこういうことをしたらいいんじゃないかと考えたりするのは、普通の勉強じゃできないことだからです。
私が参加したメルカリ・Super Spinnsとのコラボ事業では、古着を回収してメルカリShopsや福岡女子商業高校などで古着を売る活動をさせていただきました。あとは、糸島ハンドメイドカーニバル(全国各地の作家の手作り作品が並ぶほか、糸島の人気店、糸島産の食材を使用したお店などが大集合するイベント)のボランティアなども行いました。
朝倉さん:私は、ほかにできない経験ができる活動かなと思います。大学入学前にKORANVOICEを見ていろんなことに挑戦していると知り、私もやってみたいと思っていました。私が体験した中の一つで、『Da-iCE』というアーティストの物品販売をさせていただきました。普通だとアルバイトでしかできないような経験ですが、こうやって学校でさせていただけるっていうのは、なかなかない貴重な体験でした。それ以外にも、山田さんでもありましたが、メルカリ・Super Spinnsの活動で、私は総務回収班という広報の役割を担い、全校集会で古着を回収しますということを宣伝させていただきました。
先輩方が制作したエコルカードパンフレットが活動参加の決め手に
Q.今回エコルカードのチラシ制作に参加した理由を教えてください。
山田さん:私がエコルカードのチラシ制作に関わろうと思ったのは、結構さかのぼるんですが、高校生で初めてオープンキャンパスに行った時です。実は母がもともと香蘭女子短期大学の出身で、大学が楽しかったという話をよく聞いていたので、よほど楽しいところなんだなと思っていました。実際にオープンキャンパスに行って、ライフプランニング総合学科の先生からKoran Girlsの活動を聞き、先輩方が作ったエコルカードのパンフレットも見せていただきました。学生でこんなクオリティの高いものができるんだと思い、そこからずっとこの活動に絶対参加しようという思いがあって、参加しました。自分で作りたいという思いが叶えられてすごく嬉しかったです。
朝倉さん:私は大学生になって初めてエコルカードの存在を知りました。私はバス通学なんですが、実際にエコルカードを愛用しています。入学時に、家から香蘭までだとエコルカードのほうがお得だし、香蘭の方が宣伝しているからぜひ!と西鉄バスの方におすすめされてエコルカードを買いました。その時エコルカードのパンフレットに惹かれて、それがチラシ制作に参加するきっかけになりました。
長期休みでコミュニケーションがとりづらい中での制作
Q.制作の一連の流れはどういった感じだったんでしょうか?
山田さん:まずは西鉄バスさんから「こういう条件で作ってください」という依頼を受けました。その条件をもとに、どういうキーワードを入れたらみんなが買うかなということを考え、表面から制作に入っていきました。メンバー5人のうち1人は全体監修として入っていたので、残りの4人でまずはそれぞれ思うものを描き、西鉄バスさんにどれがいいかを選んでいただきました。また最初は表面だけ制作する予定だったのですが、表面の提案後に、裏面のデザインもご依頼いただきました。裏面を作った期間はちょうど冬休みと春休みが被っていて、みんなで集まって話し合える環境ではなかったのですが、LINEやSNSを使って、「今こういう状態なんだけど、みんなどういうものを入れたらいいと思う?」と、協力や声掛けをして、無事裏面を作り終えました。
【最初に4人それぞれが考えたチラシ案】※うち1案は、権利の関係上、伏せさせていただきます。
―裏面を作るときはコミュニケーションが取りづらくて難しかったですね。制作期間は全部でどのくらいでしたか?
山田さん:半年くらいです。秋から初めて、春に完成しました。
―朝倉さん、何か補足や、制作の中で覚えていることなどありますか?
朝倉さん:さっきもありましたが、長期休みの間で進めたので、みんなで話し合える環境ではありませんでした。山田さんが表面のRANちゃんとバスオの位置とかたくさん案を出してくれて、表面だけで合計10パターン作っています。デザインは同じような形ですけど、右手で持ったり、左手で持ったりちょっとずつ違うんですよ。
【表面の10パターン】※うち1案は、権利の関係上、伏せさせていただきます。
―すごい。細部まで。
朝倉さん:裏面の文章はみんなで考えました。裏面もデザインを4パターンほど作っています。
【裏面の4パターン】
手書き感と全体のバランスへのこだわり
Q.制作する中で特にこだわったところを教えてください。
山田さん:制作の中でこだわっていたことは、手書き感を出すため、スマホを使って指で書いたところです。手で線をなぞることで、線の震えた感じを出し、手書き感や線の柔らかさを表現しました。バスオのイラストは西鉄バスさんからいただいたものを使用していますが、それ以外のRANちゃんや背景のバス、ビル、路上などは、全部指で描いています。
朝倉さん:私がもともと出していた案が、手にエコルカードを持っているチラシでした。皆でそれは入れたいなと話していたので、満場一致で採用されたのがうれしかったです。エコルカードは、小さすぎても見えないし、大きすぎると違和感があって、バランスが難しいポイントでした。
(Vol.2に続く)
【最終チラシ】
ライフプランニング総合学科2年 朝倉さん
趣味・特技は料理とお菓子作り。得意なお菓子はクッキーで、作ったお菓子をいろんな人に配るのが好き。最近はシュークリームづくりに挑戦している。
ライフプランニング総合学科2年 山田さん
趣味は音楽を聴くこと。いろんなジャンルの音楽を聴くが、特に邦ロックが好きで、NUMBER SHOTやFUKUOKA MUSIC FESなどフェスにもよく足を運んでいる。最近ハマっているアーティストはゲスの極み乙女。とサカナクション。特技は絵を描くこと。