香蘭女子短期大学

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ライフプランニング総合学科

たくさんの学びと経験を得られたエコルカードチラシ制作【Vol.2】

作ったものが世に出る達成感とアイデアを出す楽しさ

Q.制作を通して、一番嬉しかったこと、楽しかったことを教えてください。

山田さん:作っているときももちろん楽しかったけど、一番嬉しかったのが、春休み明けに学校に来た時にチラシが全校生徒に配られたときです。私の描いたものが皆の手元に届いているのを目の前で見れたことで実感がわき、頑張ってよかったと思いました。

朝倉さん:私はチラシを実際に作ったこと自体がとても楽しかったです。チラシをバスの形にしたらかわいいのではないかなど、案をポンポン出していったら自分だけで5作以上になって、皆から「これイイね!」と言われたときは達成感がありました。

アイデアを形にするまでの難しさ、協力の大切さを実感

Q.制作の中で難しかったこと、苦労したことはありますか?

朝倉さん:アイデアがまとまるまで時間がかかったことが一番大変でした。「どうする?」で1時間終わったりすることもあり…。週に1回の授業なので、次に会うときにまた一から考えることが続いて、気づいたら冬休み前になっていました。

―最初の頃のアイデア出しが特に詰まったという感じですね。山田さんはいかがですか?

山田さん:チラシ制作と他の活動との両立が一番難しかったです。表面に自分の案が採用され、裏面も同じテイストにするために私が制作を担当することになったのですが、その時ちょうど春休みで、ファイナンシャルプランナー検定、秘書検定、日商簿記3級の3種の検定取得と就職活動に加えて、チラシの制作もすることになりました。すべて完璧にやりたいという気持ちもあり両立がきつかったのですが、チラシに関しては皆とLINEでやり取りをして、「こうしたらいいんじゃない?」と意見もらったり、友達にたくさん励ましの言葉をもらったりして、心が軽くなりました。みんなに「どうしたらいい?」と聞いたら必ず返ってくるので、安心して取り組めました。

みんなと一緒に制作したことで得たものとは

Q.この活動を通して得た気づきや学びはありますか?

朝倉さん:チームのみんなから学ぶことが多かったです。特に山田さんが主体的に動いてくれたので、私も何かしなきゃと思って、文言を考えたり、意見を言ったりして、一緒に助け合いました。

―チームで何かをすると人任せになってしまったりすることもあるけど、助け合いって大事ですよね。山田さんはいかがですか?

山田さん:私がこの活動を通して気づいたことは2つあって、1つ目は、協力の大切さです。自分が聞くと返ってくるというのは嬉しいことなので、自分も聞かれたらすぐに答えるようにしようと思うようになりました。2つ目は、自分から発信することです。作るうえで、聞かないとわからないこととか、自分だけじゃできないことっていっぱいあるじゃないですか。それを自分の言葉で伝えたり頼んだりする勇気が大事だと学びました。これからも今回得た学びを活かしていきたいと思います。

ここには、チャレンジする場がたくさんある

Q.エコルカードのチラシ制作以外で、今積極的に取り組んでいることはありますか?

朝倉さん:ライフプランニング総合学科は地域チャレンジ・検定チャレンジ(各チャレンジに取り組んでポイントを貯め、45ポイント貯まると1単位とみなされる制度)があるのですが、そのポイントをためている最中です。今はオープンキャンパスのスタッフをしていて、案内をしたり、ライフプランニング総合学科の専攻(メジャー)について高校生の前に立って説明したりしています。

―ちなみにお二人はどの専攻を選んでいるんですか?

朝倉さん:私は観光です。

山田さん:私は一般事務です。

―チラシを作っていたので、CG・Webデザイン専攻かと思っていました(笑)山田さんは今積極的に取り組んでいることはありますか?

山田さん:図書館のライブラリースタッフをしています。最近あったKORAN RED WEEKいう学園創立記念のイベントでは、古い本から新しい本まで赤い本をかき集めて、それを本棚に飾ってハート型を作ったり、可愛い赤い表紙の本を飾ったりして図書館を赤く染めてみました。その前は図書館を初めて使う新入生の子たちに、図書館の使い方を紹介する動画を作りました。新入生は、クラスみんなで図書館へ行ってそのビデオを見ます。

【KORAN RED WEEK期間中の図書館】

今回の活動は、就活や社会で役立つ一生モノの財産に

Q.就職活動を含め、エコルカードのチラシ制作をしてよかったと思う場面を教えてください。

朝倉さん:私は就職活動の面接でこの活動について話した際、どういう活動をされましたか、どういうところをこだわりましたか、と深堀をされました。企業から良い反応を得られて、やってよかったなと思いました。

―実際の企業とコラボして何か取り組む活動は興味を持ってもらえそうですよね。

朝倉さん:なかなかない体験ですね、とたくさんお褒めの言葉をいただきました。とても嬉しかったです。

―山田さんはいかがですか?

山田さん:企業から条件をいただいて決められた期間で世の中に出すものを作るということは、社会人になっても必要な力だと思うので、学生のうちに経験することができてよかったなと思います。

高校生に向けて、先輩として一言メッセージ

Q.最後に、香蘭への進学を検討している高校生にメッセージをお願いします。

朝倉さん:香蘭に入ると、高校では体験できないことばかりです。高校生の時の私は、とても人見知りで恥ずかしがり屋でした。でも、香蘭に入ってKoran Girlsの活動に積極的に参加するようになり、以前の自分と変わることができました。なかなかできない体験をさせていただいて、香蘭に入ってよかったなと思います。

山田さん:私は大学の目標として〈大学は最後の学生生活だから絶対に充実させたものにしよう〉と考えていました。香蘭は、今回のような企業とのコラボからインターンシップまで、本当に様々な経験ができます。最後の学生生活を精一杯楽しみたい、勉強以外も頑張りたいという子たちには圧倒的におすすめです。やろうと思えば何でもできるので、ぜひ頑張ってほしいです。

ライフプランニング総合学科2年 朝倉さん
趣味・特技は料理とお菓子作り。得意なお菓子はクッキーで、作ったお菓子をいろんな人に配るのが好き。最近はシュークリームづくりに挑戦している。

ライフプランニング総合学科2年 山田さん
趣味は音楽を聴くこと。いろんなジャンルの音楽を聴くが、特に邦ロックが好きで、NUMBER SHOTやFUKUOKA MUSIC FESなどフェスにもよく足を運んでいる。最近ハマっているアーティストはゲスの極み乙女。とサカナクション。特技は絵を描くこと。

たくさんの学びと経験を得られたエコルカードチラシ制作【Vol.2】