観光メジャーからグランドスタッフに内定のお2人にインタビュー

＜“私もこんな人になりたい”と思った経験が目指すきっかけに＞

Q　グランドスタッフを目指したきっかけについて教えてください。
野上さん：中学３年生の時に、オーストラリアに短期留学に行った時です。初めての海外で、一人でオーストラリアに向かわなければならず、とても緊張していました。すると、荷物を預ける際にグランドスタッフの方が「どこに行くんですか？」とか「楽しんできてください」とたくさん話しかけてくれて、緊張をほぐしてくれました。私もこんな人になりたいと思い、目指すようになりました。

野澤さん：中学生の時に、友人と2人で旅行に行った時です。初めて自分たちだけで飛行機に乗るということで、手荷物の預け入れやチェックインの仕方が分からず、空港のロビーを2人でうろうろしていた時に、グランドスタッフの方が声をかけてくださいました。搭乗までずっと付き添って、手続きの仕方も教えてくださり、私もそういう方になりたいなと思ったことがきっかけです。

＜外国の方との交流が就職活動の糧に＞

Q　就職活動に向けて、学校内外問わず、意識して取り組んでいたことはありますか？
野澤さん：居酒屋のアルバイトです。日本語があまり通じない外国人の方が入社してこられた時に、英語を少し勉強したりして、英語を交えながら仕事を教えました。

野上さん：私は、韓国ドラマが好きだったので、ハングルの勉強をして、ハングル検定の3級を取得しました。来月には2級を受ける予定です。韓国に旅行に行った時には、韓国語で注文などができ、自分の韓国語が通じて嬉しかったです。今、福岡に来られる韓国の方がすごく多いので、ハングル検定を取得したことを面接で伝えると、良い反応を頂けました。

＜就職活動では、笑顔と明るさをアピール＞

Q　就職活動の中で、自身のどういったところをアピールしましたか？
野上さん：私は、自分の明るさをアピールしました。スーパーでアルバイトをしていて、マスクをしないといけないんですけど、マスクをしていると表情が伝わらないと思い、商品を渡す際には全力の笑顔を意識していました。するとお客さんに「いい笑顔だね」と言っていただけたことがありました。このエピソードを伝えたところ「それが伝わってきます」と面接官の方に言っていただけました。

野澤さん：私も面接のときに、笑顔と声の明るさは他の学生に負けないように頑張りました。私の受けた企業の企業理念には、笑顔や明るさについて書かれてあり、グランドスタッフの職業としても、明るさと笑顔は大事だと思います。

＜内定を勝ち取った要因とは＞

Q　内定をいただけた決め手は何だったと思いますか？
野上さん：表情や笑顔が決め手になったと思います。

野澤さん：内定の電話をいただいたときに、「笑顔や明るさが印象的でした」ということを教えていただきました。あとは、面接の際に使用したフリップも一番印象に残っていたということを言っていただきました。こちらのフリップは、学園祭の時に、ANAあきんど株式会社さんと観光メジャーでコラボした航空教室の内容をまとめています。一般のお客さん、特に子供たちに向けて、航空業界を紹介するイベントを行いました。

【野澤さんが面接のために作成したフリップ】

＜先輩から後輩へ　就職活動のアドバイス＞

Q　就職活動について、後輩へアドバイスをお願いします。
野上さん：早めに動くことをお勧めします。行きたい業界が決まっていれば、入社に必要な資格は早めに取っておくことは大事だと感じます。あとは、アルバイトをすることや、学内外でのボランティアに参加をすることで、就職活動の時に話せる内容も増えるので、参加しようか迷っている人がいたら、迷わず参加をしてほしいなと思います。

野澤さん：インターンシップは、少しでも行きたいと思ったら、迷わず、全体的に行っておいたほうがいいと思います。私は、1年生の11月末くらいにはエントリーを始めていました。航空系の試験は5月とか少し遅い開始ですが、3月末までにはエントリーをしておかないと受けられないので、注意する必要があります。あとは、やはり面接のときは明るさや元気を意識することをお勧めします。

【観光メジャーがANAあきんど株式会社さんとコラボした学園祭での航空教室】

＜プロフィール＞
ライフプランニング学科　観光メジャー2年　野上さん
趣味は、韓国ドラマを見ること、K-POPが好きで、NCTのライブによく行く。一人暮らしで自炊しており、最近の特技は、料理。

ライフプランニング学科　観光メジャー2年　野澤さん
趣味は、乃木坂のライブに行くこと。特技は、ダンス。小さい頃からダンスを習っていたので得意。